2019年 木更津公演「桜」

 

公演を終えて

春のやわらかな日差しのなかで、木更津公演「桜」を無事に終えることができました。ご来場くださった300名を超えるお客様、お手伝いの皆さん、ホールの皆さん、そしてゲストの平さん&七重さん、司会の由美子さんのおかげです。

かずさアカデミアホールでの私たちの自主公演は、2009年「波動」、2012年「Tillana~喜び~」に続いて3回目となりました。10年以上にわたってご縁が続いていたことに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちの活動の根っこは、やはり先生の活動を継承することです。それは二つあって、一つはインド古典舞踊の素晴らしさを日本中の人々に伝えたい、ということ。リピートしてくれる方、インド古典舞踊のファンになってくれる方を増やすために、公演活動を継続することは重要です。もう一つは、その素晴らしさをお客様に見せるために日々のレッスンを怠らないということです。

今回の公演で、結成時から試行錯誤を重ねつつも地道にコツコツとやってきた活動が、少し実ったのではないかと思えるようになりました。それを教えてくれたのは、もちろんお客様です。お客様にいただいたアンケートをご紹介しましょう。

何度も私たちの公演をご覧になっている方がこんなにいらしたとは!!

*今回で2回目を見せていただきましたが、ゆっくりとした動きからはげしい動き、衣装もすばらしく、どれをとってもとても良かったと思います。
*3回目となりますが、とてもすばらしかったです。踊りにそれぞれ物語があるのを初めて知りました。神への信仰の深さをとても感じました。
*今回で4回目を観せていただいて、とても感動しました。
*初めてティラナの公演を観たのが高野山東京別院でした。その時は踊り手のしなやかな動きと独特の表現に不思議な感覚を感じました。その後も何度か観させて頂く中で少しずつ踊りの意味も解るようになり、又皆様の踊りにも磨きがかかり、楽しみになっています。
*昨年より今日を楽しみにしておりました。
*インド古典舞踊ティラナを、木更津での公演を、毎回楽しみにしておりました。

また観たいと思ってくださる方もいらっしゃいました。こうしたお声も本当に嬉しいですね。

*奥深いインド古典舞踊を直に目にすることが出来まして感動致しました。何か不思議な心になります。今後もティラナの公演アカデミアでされますことを望みます。
*見るもの聞くもの全て初めてでしたが、また観たいナと思い、良かったです。
*皆様、又、会いたいです。

舞台の背後にある練習を想像して、一人一人が頑張っていることを評価してくださったお客様も多くいらっしゃいました。先生がもっとも大事にしていた「日々のレッスン」が伝わったようです。

*皆さまの練習の成果がすばらしく、全ての演目、良かったです。
*各舞踊のストーリーがよく表現されていました。よく練習の成果が判りました。素晴らしかったです。
*The dancing was amazing. Each person did great.

笑顔、エネルギー、音楽と身体、心と身体・・・いつものレッスンで皆が意識していることも伝わっていたようです。インド古典舞踊がもつ大きな力ですよね。

*インド舞踊の神秘の感覚に導かれました。踊り子の全身にシバ神が宿っている場のようでした。
*心を体の動きで表現することの大切さを学びました。
*力強い舞のパワーをいただきました。
*笑顔で踊っているのが印象的でした。
*近くで見て、細やかな表現、目の動き、たくさん気づきました。
*音楽にあわせての鈴の音が心地よく楽しませてもらいました。
*踊り手の方の豊かな表情に引き込まれ、曲を耳で聞きながら、物語を体で感じられる程に楽しませていただきました。

これまでの公演も含めて、出来なかったことや失敗してしまったこともたくさんありました。「いつもどおり」というご感想も。いつも観てくれているからこそですよね。それを含めて10年以上も私たちの活動をあたたかい目で見ていてくれたお客様がこんなにいらしたことに、本当に感謝の気持ちしかないですね。ほぼ一人で集客を頑張ったメンバーのKayakoが「木更津、君津、袖ヶ浦、富津と、沢山のお客様の優しさに包まれているよう」と表現するように、本当にあたたかい雰囲気の公演でした。ティラナはお客様に育てていただきましたね。これからも皆で精進します!!

sayaa