2009年 高野山東京別院 「萬燈萬華会」奉納

小澤先生が亡くなってからの万灯会が3回目を迎えました。時が経つのはとってもはやいものですね。

高野山東京別院の主監さんはじめ皆様の温かいお気持ちに、いつも感謝しています。その心を精一杯表現し、少しでも恩返しできるのが年に一度の万灯会。

今回は、久々に本堂での舞台でした。
本堂内の舞台の後ろに弘法大師様がお座りになっているだけではなく、舞台から境内にお立ちになっている弘法大師様が見えるのです。
なんて素晴らしいのでしょう!!

後ろから優しく見守ってくださるだけではなく、まるで私たちの踊りを観に来てくださったかのようです。
喜びと愛で満ち満ちた空間を創りたい・・・舞台に立った時にそう強く感じました。
神様・仏様に喜んでいただくために踊る奉納舞踊の意味をあらためて実感できたような気がします。
インド古典舞踊は祈りの踊り・・・小澤先生の言葉が思い出されます。

こんな素晴らしい舞台に立たせていただけることに、あらためて感謝です。もっともっと喜んでいただけるような舞踊を追求していきたいですね。