レベル4?
今日は時間があったので、片付けをしていたところ、先生が最後に踊った茶話会の時の司会原稿が出てきました。
原案は私が書いて、先生が何度も添削してくれたものです。インド古典舞踊を習う生徒として、どうやってレベルアップを頑張るのかという話を書いてみたのですが、その時に、先生がダンサーのレベルを1〜4に分けたら、伝わりやすいんじゃないかという案をくれたのを思い出しました。
レベル1〜4というのは、フィギュアスケートからヒントを得たそうです。ちょうど浅田真央ちゃんが活躍しはじめた頃で、お客様にも説明しやすですよね。
レベル1:基本ステップができる。
*単にステップの順番を覚えるとかいうことではなく、つねに体重を身体の中心に置いて、腰で動くことができるレベル
レベル2:自分をさらすことができる。
*踊っている時に(練習中も含めて)素の自分になることがないレベル
レベル3:自分の身体全体に意識をもっていくことができる。
*頭の先から、指先、足先、目、耳(音)、すべての部分で表現することができるレベル
レベル4:空気を一瞬にして変えることができる。
*ダンサーが動くところに空気が動き、会場が一体感に包まれるような踊りができるレベル
実際に、自分がやっていても、教えていても、そうだなぁと改めて思います。
レベル1からかなり高度ですが、やはりここをクリアしないとまったく前に進めないので、最初の基礎鍛錬の年月は大事ですよね。レベル1をクリアしても、この基礎練習をおろそかにすると振り出しに戻ってしまうので、日々の鍛錬は欠かせません。
目指す山は高くて険しいけど、レベルアップを目指して練習あるのみ、ですよね。